3-3JAN
JANは、8桁と13桁の数字(0~9)をコード化します。
本ライブラリでは、以下の4パタンのJANコードに対応します。
JAN8 8桁JAN
JAN8-OCR 8桁JAN(数字付)
JAN13 13桁JAN
JAN13-OCR 13桁JAN(数字付)
JAN規格では、基本寸法(長さ : 37.29mm 、高さ : 22.86mm)に対して、0.8~2.0倍までの拡大縮小が行えます。
本ライブラリは、この範囲内で最大限大きくフィールド内にバーコードを表示できるように調整します。
桁数は、<利用API-1>の引数codeで指定する文字列の長さによって指定します。
heightRatio引数で、基本寸法に対する0.5f,1.0f,1.5fの3種類の倍率でバーコードの高さを指定します。
JAN8-OCRを使用する場合
【記述例】
Report report = new Report(formFile, datFile, fout);
report.createPage(1);
// "1234567890" をコードとするJAN8(数字付)規格のバーコードを作成します。
PdfBarcode jan8 =
report.createBarcode(PdfBarcode.JAN_OCR, "12345670");
// 作成したバーコードを フィールド"xCodeLeft"に差込みます。
report.putFieldData("xCodeLeft", jan8);
//高さ0.5倍のJAN8(数字付)規格のバーコードを作成します。
jan8 =
report.createBarcode(PdfBarcode.JAN_OCR,"12345670",0.5f);
//高さ1.5倍のJAN8(数字付)規格のバーコードを作成します。
jan8 =
report.createBarcode(PdfBarcode.JAN_OCR,"12345670",1.5f);
APIを使用してPDF出力した例を以下に示します。
1ページ目にJAN8,2ページ目にJAN8-OCR、3ページ目にJAN13,4ページ目にJAN13-OCRを出力しています。
すべてのバーコード長の高さ倍率は、1.0fです。
JANでは、倍率制限がありますので、Code39の場合と異なり、フィールド幅一杯に表示されない場合や、フィールド高さを超えたバーコードを表示する場合があります。
◎出力されたPDF帳票:cookbook3/chapter3/jan.pdf
この例は、以下のJavaソースを使用して出力しています。
◎javaファイル:cookbook3/chapter3/Jan.java