CookBook3 バーコード編

3-1共通して利用するAPI

バーコードオプションを導入後、APIを使用してバーコードを指定したFieldに差込むことができます。
本ライブラリのバーコード差込機能は、TrueTypeフォント形式のバーコードフォントをPDF文書に埋め込むことで実現しています。

利用するAPIは以下の2通りです。バーコード規格[JAN]を使用する場合には【利用API-1】を利用します。
[Code39],[郵便カスタマーバーコード]を利用する場合には、【利用API-2】を利用します。

【利用API-1】

クラス:Report
メソッド:createBarcode(int codeType,String code,float heightRatio)
返値:PdfBarcode
例外 : PdfException

【引数】

codeType : バーコードの種類を指定します。
PdfBarcode.CODE39 : Code39
PdfBarcode.CODE39_OCR : OCRつきCode39
PdfBarcode.JAN : JAN
PdfBarcode.JAN_OCR : OCRつきJAN
PdfBarcode.YUBIN : 郵便カスタマーバーコード
code : コードを指定します。
heightRatio : JANを指定する場合に、バーコードの高さを倍率で指定します。
指定できる倍率は、0.5f,1.0f,1.5fです。
それ以外の規格を指定した場合は、この設定は使用されません

【返値】

生成したバーコードインスタンス(PdfBarcode)

【利用API-2】

クラス:Report
メソッド:createBarcode(int codeType,String code)
返値:PdfBarcode
例外 : PdfException

【引数】

codeType : バーコードの種類を指定します。
PdfBarcode.CODE39 : Code39
PdfBarcode.CODE39_OCR : Code39(数字付)
PdfBarcode.JAN : JAN
PdfBarcode.JAN_OCR : JAN(数字付)
PdfBarcode.YUBIN : 郵便カスタマーバーコード
code : コードを指定します。

【返値】

生成したバーコードインスタンス(PdfBarcode)

【 注意 】
バーコード規格[JAN]を指定して、【利用API-2】を利用した場合、バーコード高さ1.0fを指定したことになります。

差込対象として指定したフィールド領域に収まるように大きさを調整したバーコードを差込みます。
バーコードの大きさを調整するには、差込対象とするフィールド領域を調整してください。
APIからバーコードサイズを制御することはできません。

PAGE TOP