動作環境

WebKCore® PDFレポート ライブラリEdition (以下、WPRL)の実行には以下の環境を必要とします。

Java2実行/開発環境

ユーティリティコマンドの実行には、Java 2 Runtime Environment (J2RE) version 1.3.1以上のJava2実行環境、本ライブラリAPIを使用したプログラムの実行には、Java 2 Developer Kit(JDK) version 1.3.1以上のJava 2開発環境が必要になります。さらにPDF帳票への画像の差込み機能を使用する場合には、以下のどちらかのAPIが必要になります。

JIMI Software Development Kit

JIMIはSun Microsystems社が提供しているJava用画像ファイルのI/Oライブラリです。Javaの標準APIと同様にアプリケーションへ組み込んで配布することができます。JDK1.4.x以前のJDK環境ではこのライブラリを使用します。このライブラリの詳細については、こちらをご覧ください。
http://java.sun.com/products/jimi/

なお本製品は、ライブラリのJARファイルjimi.jarを含んでいます。
対応画像形式:GIF, JPEG, TIFF, PNG, PICT, Photoshop, BMP, Targa, ICO, CUR, Sunraster, XBM, XPM, PCX

Java Image I/O API

JDK1.4.x以上に標準で組み込まれているJava用画像ファイルのI/Oライブラリです。さらにJava Advanced Imaging(JAI) Image I/O Tools 1.0を別途インストールすることで以下の画像形式を利用できます。詳細およびダウンロードはJAIのWebページをご覧ください。

標準対応画像形式:JPEG, PNG, GIF
JAI Image I/O Tools 1.0により対応する画像形式:BMP,JPEG 2000, PNM, Raw, TIFF, WBMP

Adobe Acrobat

PDF帳票雛型作成のためには、以下のいずれかのAdobe Acrobat製品を必要とします。
Acrobat7/8/9にて帳票雛形を作成し比較した結果、作成されるPDF雛形ファイルのサイズに差異がほぼ見られないため、フォームフィールドの自動認識機能や、グリッドにスナップ機能(フィールドをもっとも近いグリッド線に合わせ正確に配置する)の使用が可能となり、フィールド定義が簡単にできることから、当社が推奨するAcrobatのバージョンは9.0とさせていただきます。ただしWPRLは Acrobat8.0から導入された機能「Adobe LiveCycle Designer」及び、Acrobat9.0から導入された機能「「ムービーツール」を使ったフォーム作成」、「256ビットAES暗号化方式」、「ファイルサイズを縮小したフォームの利用」には対応しておりません。

  • Adobe Acrobat 5.0
  • Adobe Acrobat6.0 Professional
  • Adobe Acrobat7.0 Professional
  • Adobe Acrobat8.0 Professional
  • Adobe Acrobat9.0 Pro/Pro Extended
  • Adobe AcrobatX Pro/Suite
Acrobat 6.0/7.0/8.0は、Standard,Professional,Elementsの3製品があります。本ライブラリでは、フォーム作成機能を使用するためProfessional版が必ず必要です。
Acrobat 9.0は、Standard,Pro,Pro Extended の3製品すべてにフォーム作成機能が備わっておりますが、PDFの最適化機能が必要なため、Pro,Pro Extended版が必ず必要です。
Acrobat Xは、Standard,Pro,Suiteの3製品すべてにフォーム機能が備わっておりますが、PDFの最適化機能が必要なため、Pro/Suite版が必ず必要です。
Adobe Acrobatには30日間体験版がございます。現在Acrobatをお持ちでないお客様は、Adobe Webサイトよりダウンロードの上、PDF帳票の雛形作成にご利用下さい。

Acrobat Reader,Adobe Reader

WPRLにて生成したPDF文書を閲覧するPDF Viewerとして、以下のいずれかのAcrobat(Adobe) Reader製品を推奨します。これ以外のPDF Viewerでの動作は未確認です。

  • Acrobat Reader5.0
  • Adobe Reader6.0
  • Adobe Reader7.0
  • Adobe Reader8.0
  • Adobe Reader9.0
  • Adobe Reader X

注意および制限事項

  • 縦書きには対応しておりません。
  • フォント埋め込み機能が利用できるのはTrueTypeフォントのみです。
  • 日本語以外のLocaleでGUI版のツールコマンドwtmpc,wfpew,wfedtwを使用する場合、オンラインヘルプは表示されません。
  • カスタマーバーコード作成時にwkc.pdf.tool.CustomerBarcodeDataクラスを使用する場合には、Java 2 Developer Kit(JDK) version 1.4以上のJava2開発環境が必要になります。
  • IPv6環境下における制限事項についてはこちらをご参照ください。

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