2-2画像を差し込む
画像を差し込んでみましょう。例では、会社ロゴを画像として差込みます。使用する画像は、
会社ロゴを差し込みます です。
利用するAPIは以下の通りです。
【利用API-1】
クラス:Report
メソッド:
createImage(File img) : PdfImage
createImage(URL img) : PdfImage
createImage(InputStream img) : PdfImage
【引数】
img:画像ファイル、画像ファイルのURL、画像ファイルの入力ストリームのいずれかを指定します。
【用途】
イメージオブジェクト(PdfImageオブジェクト)を作成します。
【利用API-2】
クラス:Report
メソッド:putFieldData(String fieldname, PdfImage value)
【引数】
fieldname:フィールド名称
value:イメージオブジェクト
【用途】
イメージオブジェクト(PdfImageオブジェクト)を指定するフィールドに差し込みます。
記述例
//イメージオブジェクトを作成します。
PdfImage img = report.createImage(new File(FILE_PATH));
//イメージオブジェクトを埋め込みます。
report.putFieldData("xRogo" , img );
利用できる画像形式
画像差込機能を使用するためには、以下のいずれかのAPIが必要です。
使用するAPIによって、利用できる画像形式が異なることに注意してください。
JIMI Software Development Kit
JIMIはSun Microsystems社が提供しているJava用画像ファイルのI/Oライブラリです。
Javaの標準APIと同様にアプリケーションへ組み込んで配布することができます。
JDK1.4.x以前のJDK環境ではこのライブラリを使用します。このライブラリの詳細については、こちらをご覧ください。
なお本製品は、ライブラリのJARファイルjimi.jarを含んでいます。
対応画像形式:GIF, JPEG, TIFF, PNG, PICT, Photoshop, BMP, Targa, ICO, CUR, Sunraster, XBM, XPM, PCX
Java Image I/O API
JDK1.4.x以上に標準で組み込まれているJava用画像ファイルのI/Oライブラリです。
さらにJava Advanced Imaging(JAI) Image I/O Tools 1.0を別途インストールすることで以下の画像形式を利用できます。
詳細およびダウンロードはJAIのWebページをご覧ください。
標準対応画像形式:JPEG, PNG, GIF
JAI Image I/O Tools 1.0により対応する画像形式:BMP,JPEG 2000, PNM, Raw, TIFF, WBMP