ツールコマンドの使い方

8.フィールドエディタ(wfedtw)

wfedtw

テンプレートコンパイラ(wtmpc,wtmpcw)を使用して出力したフォーム定義ファイル(*.dat)内に定義されたフォームとフィールドの属性を表示・編集できます。

形式

wfedtw
このユーティリティは Swing ベースのGUIアプリケーションです。
Unix/Linux OS環境下では、Swing が動作する X-Window システム環境が必要となります。

説明

フィールドエディタは、テンプレートコンパイラ(wtmpc,wtmpcw)を使用して出力したフォーム定義ファイル(*.dat)内に定義されたフォームとフィールドの属性を表示・編集するツールです。
とくに、Adobe Acrobat Professionalでは設定できないWPRL独自の属性の設定を行なうツールとして使用します。
また、フィールド項目名属性のみをAdobe Acrobat Professionalで設定後、テンプレートコンパイラを使用して出力したフォーム定義ファイルに対して、本ツールを使用して詳細な設定を行なうといった使い方もできます。
このツールの画面構成を示します。

本ツールは、resources/tools.propertiesファイル内のwkc.pdf.homeプロパティ値をWPRLホームディレクトリとします。 環境変数 WKC_PDF_HOMEは使用しません。
Linux / Unix環境では、resources/tools.propertiesファイル内のwkc.pdf.homeプロパティにWPRLホームディレクトリ(環境変数 WKC_PDF_HOMEで設定したパス)を設定後、本ツールをご利用ください。
Windows環境では、インストール時に指定したパスをプロパティ値としてインストーラが設定します。
インストールディレクトリと異なるパスをWPRLホームディレクトリとする場合には、手動でプロパティ値を再設定してください。

標準的な操作手順を以下の使用例で説明します。

使用例

1.[ファイル]/[開く]メニューを選択する。

2.[ファイル]/[開く]メニューを選択後、"開く"ダイヤログが表示されます。
このダイヤログでフォーム定義ファイルを選択します。

3.フィールド一覧部に表示された項目の一つをクリックして選択状態にします。
選択した項目のプロパティ値がプロパティ編集部に表示されます。

4.プロパティ編集部の値カラムをクリックもしくはダブルクリックすることでプロパティを選択できます。
選択したプロパティの値を変更することができます。

5.[ファイル]/[上書き保存]メニューを選択する。

6.[ファイル]/[終了]メニューを選択して、終了します。

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