安全・安心ソリューションの販売

緊急地震速報の「予報」と「警報」

緊急地震速報」というとすぐに思い浮かぶのは個人向け携帯 電話に着信するものですね。これは、「緊急地震速報(警報)」と呼ばれるもので、以前には「一般向け緊急地震速報」といわれていたものです。これに対し、当社が販売する「MJ@lert」は、「緊急地震速報(予報)」(旧名「高度利用者向け」)に基づくもので、危険物や作業を扱う工場や高層ビルなどの事業者向けに、「一般向け」と比べてスピードと精度が格段に高い情報をお届けする装置です。

気象庁から地震発生の通知を受けると、各装置が設置されている住所からその地域の地盤情報のデータベースにアクセスして震源地からの距離、地震の規模などの情報とあわせて解析し、直ちに設置場所におけるピンポイントの地震到達時間と予想震度を配信・表示するのです。「緊急地震速報(予報)」は一般向けの「緊急地震速報(警報)」より平均して約8秒早く発表されています。そしてその「予報」を受けた予報許可事象者から利用者に情報がダイレクトに届きます。当社の「MJ@lert」では専用回線により0.1秒前後で情報が受信できるのです。これに対し、一般向けの「警報」は気象庁から出された情報が携帯電話の通信事業者に送付され、通信事業者で処理されて皆様の携帯電話にまでにさらに数秒かかってしまうのです。

生死を分ける2、3秒

2秒あれば机の下に隠れることができます。その2~3秒が生死を分けることもあるのです。工場であれば機械の運転を止めたり、落下危険物の下から退避することができるのです。もちろん反射的にそうした適切な行動をとれるようにするためには日ごろの防災訓練も欠かすことはできません。そうした防災訓練のノウハウなどのご提供までを含めて、トータルにお客様の災害防止体制強化を支援することが、私たちの緊急地震速報配信サービスであると考えています。

MJ@lertは進化を続けます

気象庁が来年度から導入するPLUM(Propagation of Local Undamped Motion)法は、震源要素を使わず、周辺観測地点のリアルタイム震度を参考にして利用場所の震度を推定する方式で、巨大地震でマグニチュードの頭打ちが生じたときにも適切に警報を発信できるようになりますが、受信側のシステムにはこれに対応した改良が必要となります。「MJ@lert」はこれを機にさらにきめ細かいサービスを提供していきたいと考えています。

防災対策の積極的な実施のために

そのほかの安全・安心ソリューションとしては、ネットワークカメラと画像解析システムを組み合わせた「安全カメラシステム」、RFID(無線認識)によるフォークリフト等の場内走行機器警戒システム、安全用具管理システムなどを開発、ご提供しています。

防災や安全のための対策は、大切であるとの認識は得られやすいものの、投資効果が見えにくいためつい後回しにされやすい分野でもあります。お客様の社内稟議を通すための資料作りのお手伝いなども大事な仕事です。いろいろなご相談に応じる中で少しずつお客様との信頼関係を築いていく、ということが営業という仕事の醍醐味かもしれません。

出張先の地酒は格別!

醍醐味といえば、営業対象は日本全国をカバーしていますので、趣味の食べ歩きを出張先でも実行できることも「おいしい」点です。ご当地のうまいものを肴に一杯やる地酒は格別です。特に印象に残っているのは、富山でブリ、白エビと満寿泉、仙台で牛タン、ホヤと一ノ蔵、札幌でジンギスカンと生ビール、博多でアラ鍋に梟(麦焼酎)のお湯割りなどでしょうか。

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