QAC0120

NAT環境下でOPENWAY FTを利用できますか?

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OPENWAY FTでは、以下の3種類のソケット送受信を実施いたします。

  • FTPの制御コネクション
  • FTPのデータコネクション
  • OPENWAY FT制御コネクション(独自プロトコル)

FTP関連につきましては、OPENWAY FTはFTPコマンドを実行するだけで、内部の制御は行っておりません。
このため、FTPとNATに関する一般的な情報でご判断ください。

OPENWAY FT制御コネクションは、(アドレスとポート番号による)単純な接続を行うだけですので、 NATにより外部アドレスと内部アドレスがポート番号を含め、一意に変換されるならば、動作するものと推測しております。実際には、OPENWAY FTはホスト名のみ認識しています。ホスト名とIPアドレスの変換はシステムのネットワーク設定に依存します。 なお、OPENWAY FT制御コネクションはファイルの転送方向に関わらず、送信側→受信側、受信側→送信側の双方向の接続が発生します。 このため、双方向でアドレス・ポート番号の変換が必要となります。この点はご留意願います。

ただし、上記の動作について、弊社では実環境での確認などは行っておりません。 ご使用時には、適用環境下での動作確認を行っていただく必要があります。 設定上の留意点としては、ポート番号をNATの前後で変更しても、理論的には接続が可能です。 しかし、設定情報の管理が混乱する元となりますのでポート番号は変えないようにご使用ください。

※上記はNATが静的なアドレス変換を意味するものとして考えています。

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