緊急地震速報とは

緊急地震速報は、一般利用者向けの「警報」と、高度利用者向けの「予報」の2種類に分かれます。
JFEコムサービスでは、高度利用者向け「MJ@lert」のサービスをご提供しています。

「警報」と「予報」の違い

緊急地震速報(警報)の発表条件は、2点以上の地震観測点で地震波が観測され、最大震度が5弱以上と予想された場合です。具体的な予測震度の発表は無く「強い揺れ」と表現され、地震波(S波)到達の予測猶予時間について発表いたしません。

緊急地震速報(予報)の発表条件は、1点以上の地震観測点で地震波が観測され、最大予測震度が3以上と予想された場合です。発表する内容は、お客様情報(緯度・経度・地盤増幅率)に基づき計算され、具体的な予測震度の発表、地震波(S波)到達の予測猶予時間の発表を実施いたします。

緊急地震速報の種類

高度利用者向け※1 MJ@lert一般利用者向け
種類予報
(予報は警報よりも平均8秒程度早く発表)
警報
配信方法専用機器(MJ@lert)による配信TV・FMラジオ・携帯など
機器
速さ
正確性
お客様住所

エリア情報
保守性
24時間365日の保守体制
(機器の正常稼働を15秒間隔で確認しております)
信頼性
専用線

圏外不可
費用
有償

携帯利用料
※1
予報は警報よりも平均8秒程度早く発表(緊急地震速報利用の手引きより)。

猶予時間と事故軽減について

大きな揺れが来るまでの猶予時間に応じて、取れる対策が変わります。
下記の表のように、より早く正確に地震が来るという情報を知る事は、被害を最小限に抑えられる事と深い関係性があります。

大きな揺れが来るまでの猶予時間出来る事緊急地震速報導入後の事故軽減率※2死傷者
2秒身を屈め頭部を守る25%軽減多い

少ない
5秒重量物より退避80%軽減
10秒避難路確保(安全退避)90%軽減
20秒機械停止(2次災害抑止)95%軽減
※2
『緊急地震速報導入による社会へのインパクト』(東大生産研究所 目黒レポート)より一部を抜粋

緊急地震速報、配信の仕組み

国内に数多くある地震計から得た情報を、専用サーバにてお客様の情報(緯度・経度・地盤増幅率)を元に演算します。
それによって、推定震度や地震の到達時間など、高精度(ピンポイント)な情報をお届け可能になります。

緊急地震速報、配信の仕組み

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緊急地震速報導入による効果

緊急地震速報情報を早期に取得する事により、従業員の安全確保、機器類の安全停止が可能となり、より減災に繋げることができます。

    • 揺れの大きさ(震度)
    • 揺れるまでの秒数
    • 機械を止める
    • 避難行動
    • 人命を守る
    • 設備を守る

緊急地震速報導入による効果

避難訓練に便利な「訓練モード」

専用Webサイトに日時指定を登録することで、模擬訓練の配信が可能となります。

実際に地震が発生した状況を疑似体験できます。普段から地震発生時の行動を意識することで、地震発生時に早期避難行動が可能となり、被害を最小限に抑えることができます。
当社のお客様は、定期的に、防災訓練を実施されております。

JFEコムサービスの緊急地震速報「MJ@lert」

JFEコムサービスの緊急地震速報「MJ@lert」なら、300社以上の導入実績に裏付けられた、予算・業種に合わせたカスタマイズが可能です。特に制御機器類との制御は、経験豊富です。
24時間365日体制でオペレータ対応を行っているなど、緊急時にも確実な緊急地震速報の配信が可能です。

サービス内容についてもう少し詳しく知りたい方はこちら

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