緊急地震速報とは
緊急地震速報は、一般利用者向けの「警報」と、高度利用者向けの「予報」の2種類に分かれます。
JFEコムサービスでは、高度利用者向け「MJ@lert」のサービスをご提供しています。
「警報」と「予報」の違い
緊急地震速報(警報)の発表条件は、2点以上の地震観測点で地震波が観測され、最大震度が5弱以上と予想された場合です。具体的な予測震度の発表は無く「強い揺れ」と表現され、地震波(S波)到達の予測猶予時間について発表いたしません。
緊急地震速報(予報)の発表条件は、1点以上の地震観測点で地震波が観測され、最大予測震度が3以上と予想された場合です。発表する内容は、お客様情報(緯度・経度・地盤増幅率)に基づき計算され、具体的な予測震度の発表、地震波(S波)到達の予測猶予時間の発表を実施いたします。
猶予時間と事故軽減について
大きな揺れが来るまでの猶予時間に応じて、取れる対策が変わります。
下記の表のように、より早く正確に地震が来るという情報を知る事は、被害を最小限に抑えられる事と深い関係性があります。
大きな揺れが来るまでの猶予時間 | 出来る事 | 緊急地震速報導入後の事故軽減率※2 | 死傷者 |
2秒 | 身を屈め頭部を守る | 25%軽減 | 多い
 少ない |
5秒 | 重量物より退避 | 80%軽減 |
10秒 | 避難路確保(安全退避) | 90%軽減 |
20秒 | 機械停止(2次災害抑止) | 95%軽減 |
- ※2
- 『緊急地震速報導入による社会へのインパクト』(東大生産研究所 目黒レポート)より一部を抜粋
緊急地震速報、配信の仕組み
国内に数多くある地震計から得た情報を、専用サーバにてお客様の情報(緯度・経度・地盤増幅率)を元に演算します。
それによって、推定震度や地震の到達時間など、高精度(ピンポイント)な情報をお届け可能になります。


緊急地震速報導入による効果
緊急地震速報情報を早期に取得する事により、従業員の安全確保、機器類の安全停止が可能となり、より減災に繋げることができます。

避難訓練に便利な「訓練モード」
専用Webサイトに日時指定を登録することで、模擬訓練の配信が可能となります。
実際に地震が発生した状況を疑似体験できます。普段から地震発生時の行動を意識することで、地震発生時に早期避難行動が可能となり、被害を最小限に抑えることができます。
当社のお客様は、定期的に、防災訓練を実施されております。
JFEコムサービスの緊急地震速報「MJ@lert」
JFEコムサービスの緊急地震速報「MJ@lert」なら、300社以上の導入実績に裏付けられた、予算・業種に合わせたカスタマイズが可能です。特に制御機器類との制御は、経験豊富です。
24時間365日体制でオペレータ対応を行っているなど、緊急時にも確実な緊急地震速報の配信が可能です。
